国立国会図書館に行ってきた

本と空と僕の画像

日本の本ならほぼ蔵書されている、日本一の図書館に行ってきた。意外と気軽に行けちゃいます。

国立国会図書館とは

以下Wikipediaより

国立国会図書館(こくりつこっかいとしょかん、英称: National Diet Library)は、日本の国会議員の調査研究、行政、ならびに日本国民のために奉仕する図書館である。また、納本制度に基づいて、日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する日本唯一の法定納本図書館である。

初めて聞いたときはにわかに信じられなかったのですが、日本国内で出版された本なら(例外を除き)すべておいてある図書館があったのです。
すごい!行くっきゃない!ということで行ってきました。

webテクニッキの記事も書かんと…

※補足
納本制度により、国内で発行されたすべての出版物を国立国会図書館に納入することが義務づけられているが、量が多いので、なかには納本もれもあるとのこと。年間十数万冊が追加で所蔵され、現在の所蔵数はなななんと2500万点以上(2011年3月末の東京本館供用点数)。

国立国会図書館に行こう

国立国会図書館の特徴をあげると

  • 日本の本ならなんでもある
  • 入場には利用カードが必要。館内にはカメラやカバンは持ち込み不可
  • 貸し出しはしていない。閲覧は館内のみ
  • かわりに(?)、任意のページのコピーをとってもらえる複写サービスというものがある(有料)
  • 18歳未満は利用できない
  • 東京本館と関西館がある

といった感じになります。やっぱり貴重な本も多そうなので、本を借りて持ち帰るという一般の図書館のサービスは使えないのですね。

今回は東京本館に行ってきました。
東京メトロの永田町、赤坂見附なんかから歩いていけます。なんとなく空気がギインギインしてます。

利用カードを作ろう

図書館の利用には利用カードが必要になります。臨時カードもあるみたいですが、逆に手間そうだったので登録する。

新館の利用者登録カウンターまで、必要事項を書いた紙を持って行きます。そして待ちます。

カードが無いと本館には立ち入ることすらできないので待ちます。

本を読むふり

手帳を開いて本を読むフリをして待ちます

15分か20分くらいでカードがもらえます。ふぉおお

利用者カード

本を借りよう

さて、中に入りましたが、なにせ本の量がハンパではありません。本探しはすべてパソコンでやります。
複写サービスを利用したい場合でも、まずパソコンで借りたい本を決めて、受け取りカウンターで本を受け取って、コピーしてもらいたい箇所を指定して、複写カウンターに持って行きます・・・。

しかしこれがちとややこしい!わからなくなったら、最初はインフォメーションセンターの人にきくとよいかもです。

とはいえこれで、貴重な資料やどうしても見たかった記事、はては昔見た漫画雑誌など、何でも見られる様になったわけです。すごい
グラフィックデザインの雑誌では亀倉雄策さんや田中一光さんが新人だったりするとかしないとか…。

カバン等持ち込めないので、改札機手前のロッカーに預けます(透明な袋ならOKで、館内にも自由に使えるものがおいてあります)。
館内には食堂や売店もあるので、一日中入り浸ることも可能です。

複写サービスを利用しよう

借りた本を複写サービスカウンターまで持って行き、手続きすると好きなページをコピーしてもらえます。
当日に欲しい場合の締め切りは16時だので注意。あと、思ったより時間がかかるので、売店や食堂など見て回るもよし。
昔の本はなぜかカラー不可だったりします。

仕上がりは…
フチも切れたりするし、荒さ的にも、鑑賞するようなものは不向きかも。
あくまで資料として、もしくは多少荒くてもいいからこの画が欲しい。というものを複写してもらうがよしです。

感想

情報が膨大すぎてピンとこないけど、どんな本でもあるというのはホントにすごい。もちろん絶版になった本なんかも置いてあります。
手続き等何かと時間がかかるので、時間に余裕がある時に行くのがよし。図書館というよりは、役所っぽい空気です。
何回か行って、いろいろ使い道を探してみよう。

※遠くてなかなか行けない人は…
国立国会図書館に直接行かなくても、自宅のパソコンとネットで一部のサービスを利用できるみたいです。
詳細は国立国会図書館のHPにて。