お豆からコーヒーを飲んでみたら世界が変わるほどおいしくてハマった話

コーヒーは苦手だったのだけど、お豆を挽いて飲んで以来今じゃすっかりコーヒー好きだ。

もともとはコーヒーって苦手で、自分にとっては砂糖とクリープを山ほど入れて飲むものだったのだけれど、ある日コーヒー好きの知人に、持っていない事を確認した上で、コーヒーミルやら細口じょうろ、ドリッパーやら一式を贈った。

そんでもって便乗して飲ませてみてもらったら、これがもううまいのなんのって。世界が変わりましたわ。「今まで俺はコーヒーが嫌いだったんじゃない、まずいコーヒーしか飲んだことがなかったんだ!」ってね。そしてハマる。

今ではすっかりコーヒー好きで、こんなにおいしいコーヒーを飲める自分は、きっと特別な存在なんだと感じました。

そんなわけで世においしいコーヒーを広めるべくいろいろ書く。

生活も変えるコーヒーの魅力

単純に飲むだけでもおいしいんだけど、やっぱり嗜好品であるので、気がついたら生活も少し変わっていた。

淹れている時も楽しい


アイスもおいしい。

忙しい時間の合間に優雅にコーヒーブレイク。手間も楽しむ大人のひととき。うーん、マンダム。

コーヒーにあうお供を探すようになる

コーヒーを飲む時に一緒に口にすると、よりおいしくなるコーヒーのお供。外国製のチョコレートとか、ドライフルーツとか、今まで買ったことないようなものに手を出すようになった。鉄板はDoleのドライマンゴー、フェアトレードのオレンジチョコ、あと意外とオレオ。金沢屋珈琲のカカオ羊羹も絶品だ。

外出先でコーヒー関連のお店に敏感になる

cafe

いい感じのカフェ屋さんに入ってはコーヒーとお菓子を頼み、コーヒー豆屋さんを見つけては突撃する。そんな日々が続く。

なぜコーヒー豆屋さんは雰囲気のいい店が多いのか。そして圧倒的におっちゃんがやっている所が多い。温厚か個性的な。

コーヒーアイテムに敏感になる

コーヒーミル

とか、

コーヒーメジャー

とか。コーヒーを淹れるアイテムは渋くてかっこいいもんが多い。実用性と見た目を兼ね備えたステキアイテムをゲットできるとテンションが上がるのだ。

お豆コーヒー初心者ができるまで

自分がお豆からコーヒーを入れられるようになるまでにやったこと。

1.コーヒー入れるアイテムを買う

最低限必要なものは、

  • コーヒー豆…これが無くては始まらぬ
  • コーヒーミル…豆を挽くアイテム
  • 細口ジョウロ…少しずつお湯を注ぐアイテム
  • ドリッパー…抽出するためのアイテム
  • コーヒーフィルター

コーヒー豆は、最初売っているお店を全然知らなかったので(カルディすら知らなかった)、ネットで一番安い豆を買ってしまった。でも他のブツは、こういうものは見て買いたい派なのでいろいろ回って買った。ネットだと全部で1万円くらいだったと思う。

コーヒー豆

前述の通り最初はネットで買ってしまったのだけれど、絶対、お店で焙煎したものを買う方がいい。「(地域名) コーヒー豆」で検索してみてください。鮮度が命。コーヒー豆屋さんのおっちゃんは結構みんなおしゃべり(うんちくかも)が好きなので、知識ゼロで行っても聞けばいろいろ教えてくれる。ただこだわりが強い人が多いので、言うことに少し偏りがある時もある。その辺りは宗派の違いみたいなもの。

コーヒーミル

コーヒー入れのキモ。見た目ももちろん重要だけど、豆を挽くのは結構大変なので、実用性もものすごく大事だと知った。

細長くて持ち運びに便利なタイプとかもあるけど、家で挽くのには向かない。重みがあって土台がどっしりしたやつの方が、グルグルガリガリ回してる時にコーヒーミルがぶれなくて済むのだ。



Kalita クラシックミル

家で挽くならこういうやつ。一度に多目の豆を挽くことが多いなら、電動のコーヒーミルもある。

細口ジョウロ

細口ジョウロはちゃんとちょっとずつお湯を出せればOK。


月兎印 スリムポット 0.7L レッド

かわいい

ドリッパー

コーヒーを抽出するアイテム。抽出する方法は、手間はかかるけど一番おいしいと評判のネルドリップとか、見た目がハデなサイフォン式とか、ステンレスフィルターとか、結構種類があるのだけれど、最初はポピュラーな紙フィルタータイプでいいと思う。

いろんなコーヒー豆屋さんで聞きかじったことをざっくり説明。

ネルドリップは布のドリッパー。コーヒー豆に含まれる油分(コーヒーオイル)とかを完全には濾さないで入れられるので、口当たりが滑らかでコーヒー本来のおいしさを味わえる…らしい。

HARIOのネルドリップ ポット

サイフォンはおいしさというより、それっぽさを重視しておくお店が多いのだそう。確かに科学の実験みたいでかっこいい。味より見た目のため。らしい。

コーヒーサイフォン

ステンレスフィルターは、金属製の細かい網網のフィルター。比較的目が荒いので、ネルドリップ同様、コーヒーオイル等の成分も抽出できる。が、布よりも穴が大きいので、細かいコーヒー豆まで抽出されてしまうのが難点。

キントーのステンレスフィルターとポットのセット

紙フィルターは、ネルドリッパーの手間を省きおいしさを再現しようと作られた方法。紙フィルター用のドリッパーにも大きく分けて3種類あるので、いろいろ試してみると良いです。

3filter
出典:w-21.net/

ドリッパーを探す
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2.コーヒーの淹れ方を学ぶ

詳しい友人に聞いたり、インターネッツで調べたり。。

Youtubeにもプロの人が丁寧に教えてくれる動画が結構あって、なかなか参考になった。

タリーズ流 ハンドドリップの淹れ方!ホットコーヒー篇

スタバやタリーズなどの大手チェーンカフェは、一般向けにコーヒーセミナーも開いていたりします。レベルに合わせた教室がありお値段も手頃、さらにいろいろな特典付きの所も多いので、予定の合う人は行ってみるといいです。いつか行きたい。

UCC おいしいコーヒーの淹れ方
スターバックス コーヒーセミナー
タリーズコーヒースクール

3.あとはやるのみ

あとはいろいろやってみて、自分なりのおいしい淹れ方を追求するがよしです。

しかし、ホントに自分がここまでコーヒーにハマるとは思わなかった。結構お手軽に始められるのに、なかなか奥が深いです。
では、よいコーヒーライフを。