年越しだから!手打ちそばを作ってみた。職人さんはやっぱりすごかった。

あけましておめでとうございます。
昨年は8月を最後に更新無しという体たらくだったので、今年はもう少し気楽に色々書こうと心に決めた!

そんなわけで年末は友人と初めての手打ちそばに挑戦しましたぞ。素人がちゃんと調べないで何かやろうとすると、予定通りにはいかない事もあるという良き教訓になった。

12月30日。年越しをどうするか友人と話してた。

友「明日どうしようか。」
自「去年○○神宮は散々だったね。○○寺でも行こうか。」
友「ていうか寒いから外に出たくないんだけど」
自「。」
友「家で紅白とか見ながらそば食おうぜ。」
自「でもうちテレビ無いよ。」
友「。」
自「でもせっかくの年越しだし、なんか特別な事したくない?
友「じゃあ、そばを粉から作るとか。」
自「おお、手打ちそば。楽しそう。」

そんな内容だったと思う。他にも再現ジブリ飯で満漢全席とか、友人に羊のコスプレさせて年越しと同時に腹パンしあうとか、よくわからないのも上がったけど。

ともあれ大晦日の予定は決まった。別の友人がチゲ鍋を食べたがったので、鍋もやることになった。

大晦日。いよいよそば作る。

そば粉

鍋を美味しく食べ終わり、さてそばを作ろうという時におもむろにスマホをを取り出す。
これから作り方を調べるのだ。このライブ感。

そもそもそば粉の入手も当日スーパーに突撃して買ったものだ。無かったら普通のそばを食えばいいと、誰も何も言わずにわかっていた。こういう男子っぽい無計画性は素晴らしいと思う。

友「まずそば粉と中力粉を混ぜる。この割合で二八蕎麦とかいうんだって。そば粉のみの場合は十割そば。なるほど。」
友「でも十割そばはむずかしいらしいよ。」
自「じゃあシチサンくらいにしとくか。」
友「だな。3人前でそば粉○○グラムだから、シチサンだとそば粉○○グラムと小麦粉○○グラムね。」
自「そういえばうち計りとか無いや。」
友「まあ大体でいいでしょ。」
自「だな。(ザバーッ)」

混ぜた粉
こな触るとふわふわしてて気持ちよかった(小並感)。

粉できたら混ぜる

友「お湯を加えて混ぜる。」
自「お湯って熱湯?」
友「一応熱湯にしとくか。
自「絶対熱いでしょ。」
友「多分平気だろ。○○mlね」
自「計量カップも無いよ。このコップが大体200ml位だから、○○mlは多分この辺。このうさぎの耳あたりね。」
友「おっけー。(ジャバーッ)」
自「熱い熱い!」

水回しをしてるところ
熱いけど混ぜ続けた。

混ぜたらこねる

友「だまだまができたらこねる。」
自「がってん。おらおら!」
自「なんかまだ粉っぽい!お湯足して!
友「おっけー。(ジャバーッ)」
自「熱い熱い!」

こねてるところ
見た目はそれっぽくなってきたど。ちなみにこねてたら年越してました。

こねたら延ばして切る

友「延ばし棒で延ばす」
自「やべ、延ばし棒くらいは買えばよかった。」
自「コップにラップを巻いて代用するか…。」

(数分後)

自「全然均一にならないけど、こんなもんでいいか。
友「じゃ、打ち粉を振って折りたたんで切る。」
自「打ち粉って…?」
友「小麦粉でいいんじゃない?」
自「そか(ファサーッ)」
友「おお!なんかそれっぽい!」
自「切るで(ザクザク)」

切ってるところ
太いしつまんでみたら粉なっぽかったんだけど、茹でれば美味しくなるかもって思ってた。

切ったら茹でて食う

そば?を投下
うどんライク麺アンド友人ハンド

なんか太かったから、時間多めに茹でることにした。しかし待てど暮らせど、全然そばっぽくならない。

自「(味見)なんか粉っぽい…」

自「(味見)なんか粉っぽい…」

自「(味見)なんか粉…」
友「もう食べちゃおうぜ。」
自「せやな。」

水を切る
まるでうどん。ところどころつながってるし。

実食

つゆはおいしい

ちなみにつゆも出汁からとって醤油とかで味付けしたのだが、こちらはそばと比較にならないほどうまくいった。お、おいしい。

つゆは味の調整がきくからよかったけど、そばはそういうわけにはいかない。

そばは食べたことない味になっていて、色々話しながら食べてるうちに、これはそばじゃないという結論に至った。

最後の方はよくわからない設定を言い聞かせながら食べてた気がする。岩崎市(架空)のどんでん粉という郷土料理で、岩崎市では年越しに苦行をこなすことで、新しい年を楽しいものにする。とかなんとか。

そんなわけで年越しに苦行をこなした我々は、2015年を素晴らしいものにできると確信したのである。終わり。

その他のこと

豚キムチ

これは鍋で余った材料で作ったおいしい豚キムチ。何がいいたいかというと料理ができないわけじゃないんです。余った白菜は漬物にしておいしくいただきました。

しかし最初はそばだけでもいいと思ったけど、今にしてみれば鍋を提案した友達に大感謝だ。

書き初めで「繋」結構頑張った

年始は書き初めもした。今回のそば作りも次回に繋げたい。
では、良いお年をお過ご下ださい。